2026.10.30
エッセイ
「リーダーの3要件」
巨人軍は満を持して松井監督を発表したが、
あるジャーナリストが監督として必要なものは
「客観性」「一貫性」「信頼性」
の3つが最低限必要だと言っていた。
監督はオーケストラの指揮者の立場と同じであり
コーチを通して選手を育成してチームを強化する
という構造になっている。
もちろん、長嶋さんが松井選手に対して直接指導した例もあるが
特別扱いされることの弊害もあるので客観性が重要なのだ。
確かに、監督も人間だから好き嫌いがあると思うが、
個々の長所を伸ばして「得意」を育て上げることも重要な任務であり
チームのバラエティを豊かにすることに繋がる。
従って、「客観性」は個性を伸ばすということに現れて来る。
確かに、強いチームには個性派が多くいる。
次に必要なのは「一貫性」であり、
指導方法がコロコロと変わらない方が選手は専念しやすいのだ。
しかし、チームは毎年「常緑樹」のように選手の新陳代謝を図り
カラーを変えて行く必要があるのだが
補強は相手があっての事で、全てが思うように補強できないので
現実に合わせて長期計画が重要になる。
補強できたとしても即戦力の人材ばかりではなく
既存のレギュラー陣との関係で長期的に強化を図ることになる。
特に、プロ野球の場合、結果を求められる側面が強いので
即戦力を金の力で補強することもあるが、
その裏側でチャンスを失う選手もいるのも事実なのだ。
そこで重要なのは「信頼性」という視点なのだ。
コーチと選手、監督と選手・コーチ、強いては球団と監督・選手・コーチ
と相互の信頼関係が重要なのだが、
やはり、人の集団なので全てにおいて「信頼」を築くのは難しいので
客観性を持って選別した個性を伸ばす一貫性を通じて、
努力の目標を明確化して選手・コーチ・監督が共有することが大切になる。
「一体化」という言葉があるが、金太郎飴のような没個性の集団ではなく
それぞれの個性を活かして能力を発揮する集団が奏でるハーモニーが
大きな成果につながるのだ。
例えば、代走要員だった選手や守備専門要員だという個性派が、
試合で起用された際に、打撃のチャンスを掴めるのも重要なことで
隠れた努力を発揮することができるのだ。
このように、野球を通じて「客観性・一貫性・信頼性」を考えてきたが
一般のビジネスでも同じなのだ。
最近のように「人材難」の状況では、
社員の方々が「夢」を持って明るく元気に活躍する姿が望ましいが
それぞれの個性を発揮して全体として素晴らしい成果が生まれるので
「一体化」の為にも重要な3つの視点である。
当社のように、外部に位置しながらお客様の重要な要員として
期待されるビジネス・スタイルの専門家集団が登場している。
つまり、プロ野球のように「契約」の上で成り立っている存在だが、
その専門性を客観的に提供し続けることがベースとして重要であり
その上に「一貫性」を持って進化を続けて時流適応して
「信頼性」を相互に強固にしていくことがポイントになるのだ。
うちの場合、三男が「AI」の専門家として、
AI技術を駆使してビジネスのシステム化を追求するようになっており
日々進化する「AI」を客観的に分析して取り入れて
「時代遅れ」にならないように努力している。
うちは「現場」仕事をする訳ではないが、
「現場」をよく理解することで「内在的」にシステムの改善ができて
つまり、技術の一貫性を貫き、それを通して「信頼性」を得ている
という構図なのだ。
その技術は「生産技術」ではなく「システム技術」であり、
「生産」の効率化に寄与すると共に「管理」に質向上にも貢献しており
「量」と「質」の両面で貢献する存在であり続けることがポイントであり
それには「現場」を常にウオッチングして改善の視点を持ち続ける
という大きな課題があるのだ。
そういう大きな使命を帯びていることを念頭に置きながら
日々の業務を着実・前向き・具体的に進めることがポイントと思っており
その為には「信頼性」を重視したコミュ二ケーションがベースと位置付けている。
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