2026.10.20
エッセイ
「フレネミー」
TBSの番組「VIVANT」が人気のようだが
私には縁遠いような感じ。
「VIVANT」はフランス語で「生きている」「活気のある」といった意味で
英語のVIVIDのような形容詞。
年を取るにつれて「時流」との乖離が気になるが、
言葉は最たるもので、流行語大賞で初めて聞くこともある程に
若者との距離があいている。
最近、「フレネミー」という言葉に出会った。
話の内容から英語のFrendとEnemyの短縮後と気づいたが
「友達のような顔をしながら、内心は敵対している」
という意味のようだ。
テレビでは集合写真を撮るのに
レンズから離れると小顔に写ると言われて最前列から離れ
ムッとした顔をして後列で写っている
という光景を紹介していた。
女性ならでは言い回しのようだが、
これって、男性の世界でもありそうな話。
「大人の付き合い」と言って、
表面上は同調しながらも内心は裏腹な事がよくある
例えば、おだてられて「役」につけられたが、皆に踊らされているだけ
ということも立派な「フレネミー」だと思う。
これって、意外に多いように思う。
まぁ、この世は「きつねとたぬきの化かしあい」というように
殆どのことは本音ではないのだ。
卑近な例では「理念経営」という言葉があるが
言葉は美辞麗句を並べていても実際は「拝金主義」で
フタを空けると不正の数々というケースもある。
その中には、有名な創業者が含まれており
会社ぐるみで世間を欺いていたのだ。
これらは本来の「フレネミー」とは違うかも知れないが
現実に至るところで見られるのだ。
例えば、食品衛生の面では、
価格の問題で海外生産するケースがあるが
パッケージにベトナムまたは中国
という風に紛らわしく表示して廉価販売している
という消費者に向けた偽装なのだ。
確かに、価格的には大衆向けになっているが
原産地を曖昧にしているのは意図的過ぎるように思うが
例えば、せめて加工は日本として、
食品衛生の基準に遵守していると表示して欲しい
と思うのだ。
最終工程が日本なら全て安全とは言い切れないが
大衆的には一安心できる要素だ。
しかし、多くの加工食品が出ているが、
ホントに、「フレネミー」に騙されないようにするには
国内産の材料を買って自分で調理するしかないが
調味料じたいも怪しいと思えば、何が安心なのだろうか
と悩む。
多分、多くの方が消費して問題ないようだが
例えば、油で揚げた物には油の酸化があって、
場合によっては食あたりをするケースもある。
私の経験では、毎週土日に老人会に事務所を提供して
茶話会を開催して、お茶菓子を提供しているが
焼き芋を前日に買って冷蔵しておき、当日、レンジで温めて提供したが
それを持ち帰って食べた方がいて「食あたり」と言われたことがある。
これなどは私が「焼き芋」を前日に買って冷蔵していたが、
それを当日レンジで温めて提供して、
その場で食べて頂いた方は大丈夫だったが
持ち帰った方が不具合を起こしたのだった。
別に真剣に嫌味を言われた訳ではなかったが、
それでも心にグサッとささり、
その後は提供しなくなったというエピソード。
「フレネミー」という程ではないが
少し関係性に水が入ったのも事実。
物の提供、物の言いようって、ホンマ、難しい。
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