2026.09.18
エッセイ
「交わらない2つの層」
私はサラリーマンと経営の両面を経験して来たが
生活面では新築マンションに住んで地域活動とは無縁
という感じで長年過ごして来た。
今でも相談役になったが事務所に出て時間を有意義に過ごし
少しはお客様に「お役立ち」もしているが
寄る年波に押されて仕事が少なくなりつつある。
そこで視野を変えて地域との交流で人間関係をもつという事だが
うまく行っているのは、事務所のあるマンションの老人会に
土日事務所を提供して茶話会の世話をしている事や
自宅マンションの理事長になって課題を解決するという事などで
有意義な時間を過ごしている。
しかし、さらに視野を広げると地域社会に入ることだが
その一つが毎朝の喫茶店でのモーニングがある。
朝7時半頃にお店に行きモーニングサービスを頂いて
産経新聞だが読ませて頂いて知識の収集をし、
さらには気の合う方々と談笑するなど約1時間過ごしている。
しかし、談笑時間に地の人が来るようになり
食事の話題や病気の話題、そして、かけ事などと
私とはかけ離れた話題が飛び交うようになり
さらに、皆さん耳が悪いので大声なので
新聞を読む集中力を阻害するのだ。
これらの方々もお店の大事なお客様だし、
生活の層から見れば長らく地元で商売している方々なので
「多勢に無勢」
という感じで
ともかく「大人しく」している。
この一団が去ると私と馬が合う人たちが出て来て
野球の話や仕事の状況などを訊いたり
と居心地がよくなるのだ。
つまり、「地元グループ」と「馬が合うグループ」という感じで
約1時間のうちにも層が変わるのだ。
これを回避するには「時差」しかないが、
お店の産経新聞を真っさらな状態で読めるには7時半がギリギリで
これを変えるのも嫌なストレスになりそうなのだ。
以前はこの「地元グループ」の時間帯が違っていたが
何故か示し合わせたかのように顔を出して
地元の世間話を大声で交わすのだ。
中には仕事でかかってきた電話に席を外さずに大声で応対して
ビジネスのマナーを知っているのかと疑う程なのだ。
別に人格を否定するのではないが、
波長が合わないのは決定的な事実になっており
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というが、
このマナーの低さに我慢がならないので
新聞を読みながらストレスに感じているのが現実。
しかし、日曜日に行く別の喫茶店で
ご一緒するようになったご夫婦がいて
この方達は地元の人だがパナソニックに勤務していた人たちで
肌合いが合うのだが、
この方達がお昼の買い出しに喫茶店に寄るようになって
私も買い出しの前に寄って談笑するようになったのだ。
共通の趣味は野球で阪神タイガースと一致しており
唯一キャッチャーの面で意見が分かれる
という具合なのだ。
野球以外には献立だが、
この面でも自炊が中心なので参考になり有難く思っている
という具合で楽しい時間になっている。
最近では「交わらないグループ」とのストレスよりも
この「交わる方々」との楽しい時間に喜びを感じている方が勝り
トータルとして良い時間になっている。
ホンマ、それぞれがお金払って来ているが
マナーや日常生活などのベーシックな面で違いがあって
そのベーシックな面の相違がストレスであり
出来るだけ新聞を読むように集中力を高めて「やり過ごす」
という忍耐が課題になっている。
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