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2026.09.03

エッセイ

「不惑」の悩み

「不惑」の悩み

 

三波春夫さんの「男の峠道」という歌がある。

 

その中に「五十の峠道」という歌詞があるが、

私は42才の「厄年」に転職をして、関連会社に就職したが

事情あって船井総研の客員経営コンサルタント養成学校に

自費で通って資格を得て退職した。

 

46才で現会社を創業して今日に至っている。

 

孔子曰く「40にして不惑、50にして天命を知る」

 

今、長男は48才で大手企業の関連会社に転籍して頑張っているし

次男は46才で中堅の建設機械製造卸で活躍しており、

三男は39才だが、事業承継してくれて社長として頑張っている。

 

3人とも「不惑」から「天命」への時期に来ている。

 

私は、亡き妻が教員だったので

「私が元気なうちに」

と支援してくれたのが有難かった。

 

当時、結構な高給を頂いており、

退職金と保険やトヨタ労連の基金などを解約して、

「而立」までの助走期間の資金を確保した心算でいたが

会社となると想定外の費用が出て、

「残高」の減少スピードに焦りをもっていた。

 

「船井流」の肩書があっても「得意」が不鮮明だったが

運よく友人が「PL法セミナーを手伝わないか」と声かけてくれて

その活動の中から「運命」的な出会いがあった。

 

それは、現在、次男が勤めている会社で

メーカーから卸や地方卸を経由して販売店に情報が流れユーザーに届く

というルート販売だったが、

情報の伝達速度が遅く末端まで半年以上かかっている状況だったので

当時、企業なら100%普及のFaxでダイレクト送信する案を提案し

ユーザーが即レスポンスすることを実現できて

年商が16億円だったが僅か半年で20億円という成果を出す

というラッキーがあった。

 

人生は「縁・運・つき」の3拍子が必要だというが

船井総研を選んだ事、友人が声をかけてくれたという「縁」から

当時、流行った「情報を制する者は市場を制す」を実現する

Faxによるダイレクト通信

を始めて「ユニーク」な手段を得る「運」が開き

今日まで31年間も元気にやって来たという「つき」に恵まれたのだ。

 

船井総研のスクールでは

大阪だけでも3期あり約100人が受講したが

その中で、開業した方は私を含めて3名で、

今も残っているのは私だけという状況なので、

ホンマに「つき」に恵まれたと感謝している。

 

「男の峠道」に戻ると

今、大手企業が40代50代のリストラが多くなっており

国も「リスキルリング」と煽って第2の人生を推奨しているが

時代の変化はドンドン加速しており

新しいことを吸収する能力が衰え始めるので

「峠」を乗り越えるリスクが大きくなっていることを覚悟して

決断する必要がある。

 

早期退職で割増退職金をもらっても

現実の減るスピードは想定以上なので

結構、望まないが「掃除」などの単純作業につく方もいるようだ。

 

多分、多くの早期退職者は

「やめずに現場仕事についた方がよかった」

と後悔しているのではないかと思う。

 

私も結果的には自営でやって来たが、

幾度もピンチに陥って

「自分を投げうって、糊口を稼ごう」

と何度も思ったことがあったのも事実。

 

私は、3人の息子が、このような事にならないように願っている。

 

それには「男の修行は我慢」という

山本五十六の言葉が物語っており

安易に決断するのではなく、一度を思いとどまって

状況の変化を待つのも大切な事であり

それなりに貢献できる土俵ができる

と確信している。

 

ホンマ、「我慢」して「時期」を待つことが大切。

 

「不惑」から「天命」への時期

「人生百年」の時代なので残り50年ほどの時間があるので

「我慢」の中で自分を磨き

老後の自分を見据えて「燃え尽きない」ように

次の準備をシッカリとして欲しいと思っている。

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