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2026.06.21

エッセイ

「マーフィーの法則」

「マーフィーの法則」

 

日常生活で地域の方々と親しくなると

「こんなん食べない?」

と食べ物をいただく話が出て来る。

 

例えば、友人が家庭菜園で育てた食材を

一気に収穫するので量が多く箱一杯にして送って来て

処理に困るのだそうだ。

 

いわゆる「旬」の食材なので

意外にスーパーで買っていることが多く

重なってしまうのだ。

 

そこで、ご近所に「お裾分け」とプレゼントして回るが

結構、有難迷惑なケースが多いのだ。

 

「マーフィーの法則」という面白い法則があったが、

「失敗する可能性があるものは、

たいてい最悪のタイミングで失敗する」

という風な経験則なので、まさに

「いただき物は、たいてい最悪のタイミングで来る」

という感じである。

 

実は、この間、スーパーで「新たまねぎ」を買ったばかりの時に

土日に事務所で老人会を開催しているメンバーの方が

私のいないタイミングで

「これ、食べて欲しい」

とたまねぎを持ってきたというのだ。

 

息子は断るのは失礼と思い、受け取ったのだった。

 

どうやら「たまねぎ」がメインのようだが、

菓子パンやデザートも一緒に入れてくれていた。

 

後で、電話でお礼を言ったのだが、

菓子パンもデザートも食事療養中なので

私には「有難迷惑」なものだった。

 

まぁ、菓子パンやデザートは社員で食べることができたが

「たまねぎ」が残ったのだ。

 

自宅には頂いた「たまねぎ」の倍くらいあるのだ。

 

「たまねぎ」は日持ちするが限度があるので、

誰かにもらっていただかないと困るのだが、

普段、物のやりとりを断っているので

誰にでも声をかける訳にいかないのだ。

 

そこで、ふと浮かんだのが日曜日にお会いするご夫婦。

 

ここは家族4人なので食べる量が多いと思い、

早速、電話したら気持ちよく了承してくれたが、

次の日曜日まで日があるので、

近所の喫茶店に時々寄っていらっしゃるので

そのお店を受け渡し場所にしたのだ。

 

喫茶店のママが気持ちよく了承してくれて、

無事に「たまねぎ」がご夫婦に手渡ったのだった。

 

これは「めでたく一件落着」となったが、

次に、ご夫婦が何かをプレゼントすると言ったら

断りにくい状況になってしまった。

 

多分、うちの状況を知っているので、

「マーフィーの法則」になるような品物を薦めてくる

ということはないと勝手に思い込んでいるのだ。

 

そう言えば

「仕事は忙しい人に頼め」

という格言があるが、

忙しい時に新規案件が来るが、

少しゆっくりしている時には来ないのだ。

 

勿論、「忙しい」といって断りはしないのだが、

確かに「忙しい」時ほど充実した仕事になる

というのも不思議な現象なのだ。

 

話を元に戻して、ご近所付き合いが今後の課題なのだ。

 

相談役になって、昼間、自宅にいる時間が長くなり、

さらに、マンションの理事長を引き受けているので、

いろんな困りごとを聞く機会が多くなり、

それを理事会で解決しているのだが、

何か、勘違いされて「お礼」を持ってくるケースも起こりそうだ。

 

ホンマ、他の方に変な目で見られないように心掛けたい。

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