2026.06.12
エッセイ
「素直プラス発想勉強好き」
私は、平成6年(‘94年)、
船井総研客員経営コンサルタント養成学校
に自費で学んだ。
トヨタ系販売店勤務から関連会社に転職した時で
自らの経験を活かすには
客層と「トヨタ」ではギャップが大きく
「船井流」でカモフラージュする
という目的があった。
当時、コンサルタント養成学校が流行り
船井総研の他にタナベ経営や日本LCAも話を聞いてみたが
日本LCAが
「船井さんはカンタンやお店に行って
一番の場所に一番の商品を山積みにせよと言うだけや」
と言ったことが決め手になったのだ。
そして、4月から毎週金曜日の夕方から太融寺にあった
船井総研の本社で宮内先生の講義を受けたのだ。
肝腎の船井先生の直接指導はなく、
何度か船井先生のセミナーを聴講する事と著書を読む事
という具合だった。
私自身は船井先生の
「時流適応力相応一番主義」
「素直プラス発想勉強好き」
の2つの言葉が強く印象に残っている。
中でも「素直プラス発想勉強好き」はシンプルだが
「するめ」のように味わうほどに良さが伝わって来るのだ。
「素直」という言葉を宮内先生は「受容」と置き換えておられて
そのまま、まず受け止めろ
そして、相手の言い分を確認して
その上で「こうではないか」と自分の考えを言う
と教えてくれたのだ。
確かに、現実をしっかりと把握することが第一ステップだが、
受け止める側の「感度」が重要なのだ。
宮内先生は「感度」と「感性」の違いを言っておられたが、
「感性」は趣味の世界でお金を出せば身につけることができるが
「感度」は経験を通して受け止めるので難しい
と区別されていた。
つまり、「素直」に受けて止めるにも「感度」がポイントであり、
「感性」ではお金が出るばかりだが、
「感度」だと自分流が浮かんで来るのでお金を稼ぐ
という大きな違いになるのだ。
次に「プラス発想」というキーワードだが、
自分流に受け止めたことをマイナスに受け止めるだけではなく
マイナスをプラスに反転させて前向く
という意味があるのだ。
例えば、「まさか」という急変が何度か経験したが、
その落ち込みに対して「耐性」をもっていれば、
苦境に立っても「捲土重来」を期することが出来て
「前向き」な言動に変われたのだ。
スクールは大阪で3期開催されて約100名受講したが、
現在、曲りなりも法人として事業承継できているのは
私だけという状況だ。
確かに、ピンチに対する「耐性」がキーワードだが、
「あきらめた時が失敗」
と多くの賢人が言っているように
自分の「道」として志したのなら、
その思いの強さも「耐性」の要素なのだ。
そして、最後に「勉強好き」がある。
私自身は「勉強好き」を「コツコツ」と置き換えて考えている。
船井先生の言葉に
「コツコツ、ジワジワ、イキイキ、タンタン」
があるが、
どんな状況であっても時間とともに変化するので
苦境に負けずにコツコツと直(ひた)向きに没頭すれば、
「ジワジワ」と成果が出て「希望」が湧いて来るのだ。
「希望」には羽根が生えると言うが、
ワクワクして来ると外からはイキイキしていると伝わり
「福の神様」を引き寄せるパワーになるのだ。
そして、「福の神様」を捕まえても有頂天にならず、
「まさか」の経験を踏まえて「タンタン」としている事が
重要なのだ。
「素直プラス発想勉強好き」とシンプルに表現されているが
こんな風に味わえたことが30年やって来たことに繋がり
「船井流」に出会えたことが最幸だったと感謝している。
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