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2026.05.26

エッセイ

「小さな夢」

「小さな夢」

 

メルマガの998号の記事に

アメリカの詩人エミリー・ディキンソンの詩について

読売新聞のコラム 「四季」で長谷川櫂氏が取り上げていた

「希望」とは羽根をつけた生き物――

魂の中にとまりーー

言葉のない調べをうたいーー

休むことがないーー

を引用している。

 

「希望」≒「夢」と解釈すると

「小さな夢」が大切だと気づかされる。

 

子供の頃に「おもちゃを買ってくれ」と駄々をこねて

商店街の真ん中で寝そべった

と母からいわれたのを思い出す。

 

しかし、成長するにつれて「子供じみた行動」はなくなり

欲しいものが変化して来たのだ。

 

私は就職する時に腎臓を患っていたので

「コンピュータをやりたい」

と言って採用された。

 

しかし、当時はオイルショックで販売が落ち込んでいたので

トヨタも社内も反対する状況だった。

 

それでもめげずに自己申告に書き続けて、

昭和50年にIBMが世界初のオフィスコンピュータを発表したので

故福井社長が

「これならポケットマネーで買ってやる」

と言って与え得て下さったのだ。

 

そして、「クルマが売れるコンピュータ」という永遠の使命を頂いた。

 

それから約20年頑張ったが、

もうこれ以上、システム開発はない

という状況まで仕上げた時に、

事情があって「左遷」人事を機に退職した。

 

つまり、「これをやりたい」という「希望」がなくなったのだ。

 

そして、関連会社に転職して、その3年間の間に

船井総研の客員経営コンサルタント養成学校に自費で通い

「経営コンサルタント」という「憧れ」と「夢」を持ち

社内展開を試みたが事情あって独立創業して今日に至っている。

 

約31年の間に多くのお客様と出会ったが、

自分でよかったと思う出会いに恵まれた「運」があったのだ。

 

ホントに出会ってよかったと思うお客様は

やはり、極少数で2σ(2.5%)の壁があるのも事実だ。

 

そして、ありがたいことに、去年、三男に事業承継を果たして

「相談役」と気楽になっており、

その反面、「やりたい事」がなくなりつつあるのだ。

 

お蔭様で生活面では、

自宅・事務所・実家の3軒も自己所有で管理費と税金だけで済み

健康も腎臓内科に通っているが日常生活で食事療法が主なので

運動でタンパク質を消化させるように努める

という具合で

日常の資金フローは低額で済んでいる

という状況である。

 

しかし、こういう感謝すべき状況だが困っている点があり、

それは「生きる希望」なのだ。

 

幼い頃から「何かをやりたい」という性格なので、

大人しく一人暮らしに満足する

という訳には行かないのだ。

 

今、欲しいのは「小さな夢」だ。

 

例えば、炊事用にニトリのレンジグリル器を買ったが、

人気商品で1カ月待ちとのことである。

 

この調理器で「焼き魚」を焼くことを楽しみにしている。

 

私は、一つできると次々と試みる性格なので

いろんな料理にチャレンジしてみたいとワクワクしている。

 

お蔭様で一人分でも煙を出さずに調理できるので

電子レンジを使う調理が楽しみにしている。

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