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2026.05.25

栩野正喜の勁草塾

「1ミリ革命」

NHKの地方局がクリエイトした番組に

「1ミリ革命」

があって、

たまたま、事故を減らす取組の放映を見たことがあった。

 

番組をネット検索したら2021年9月23日放送の

「自転車事故を減らせ」

だった。(https://announcer-news.com/nhk-1mm-revolution)

 

【暮らしの中にある悩みと課題を「ジブンゴト」にし、

あの手この手の“社会実験”で解決のタネを探っていく。

キーワードは「NHKを使って、世の中、1ミリ変えてみる」。

考えるのが難しいどんな遠い話も、徹底的に自分事にし、

「この発想はなかった!」

のタネをまき、1ミリでも社会が良くなることを目指す。】

 

この回では

■実験!おいでやす小田の足跡シール
■マヂラブ野田が考えたアイデアとは?
■発明キッズが考案!事故を減らすアイデア

■異分野の組み合わせで社会を1ミリ動かす

などを試したとあった。

 

詳しくはHP(https://announcer-news.com/nhk-1mm-revolution)を参照して欲しいが、

このチャレンジ精神が尊いと感心した。

 

というのは、大きな難問であっても

手がかりを得て1ミリでも着手すると解決の糸口が開く

ということを経験したからである。

 

それは、サラリーマン時代にあった事例。

 

当時、自動車販売は金利表を使って割賦販売をしていたが、

どんどん金利がアップするのでメーカーが作成できなくなったので

在阪トヨタ販売店で金利表を作成する話が出て、

「他社はトヨタのコンピュータでないと作れないと言っているが

うちではどうか」

と経理部長から持ち掛けられた事だった。

 

確かに、ボーナス時の支払い額と月を指定して、

さらに、分割回数と支払い開始月を変数

という表を作るという難題だった。

 

私は、各社の担当者が

「トヨタのコンピュータでないとできない」

というが、

「トヨタが出来るなら、我々にも方法がある」

と思ったのだ。

 

しかし、自分達にはオフコンしかないという事実があった。

 

あれこれと思案したが、意外にも、

ヒントはトヨタの金利表に解説してあった「七八分法」だった。

 

私は、当時、シャープのポケットコンピュータを自費で持っていたので

そのBASICで「七八分法」にチャレンジすると同じ答えが出た。

 

それを、オフコンで試すと誤差がないと分かったので、

割賦元金、割賦回数、ボーナス額と月、支払開始月

という変数で計算して

初回支払額、均等払額、金利手数料

をセットにしたデータを作り

これを表にして印刷するには、当時は行印刷だったので

3つの配列を使って行った。

 

要点は「七八分法」の公式を実行して、

個別データを作成し、表形式になるように配列を使って印刷

という分解だった。

 

1513と呼んでいた行印刷用紙の裏紙で印刷して、

それをB5サイズに縮小製本するという仕掛けだった。

 

これには在阪トヨタ販売店やトヨタも驚いたようだった。

 

この「1ミリ革命」の元は

トヨタの金利表に説明してあった「七八分法」の公式

にチャレンジしたことだった。

 

個人で楽しんでいたポケットコンピュータのBASICが

「七八分法」の公式

をプログラミングするのに役立ったのだ。

 

トヨタの金利表に記載されている

「七八分法」の説明書きを読んだ経験があるかないかの

「ほんのちょっとの差」

だが、ホンマに「1ミリの差」だと実感したのだった。

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