2026.04.23
エッセイ
「波動」と「習慣」
私は創業間もない頃に
「セルフエスティーム」(自己肯定感)
という言葉に接して
「花まる主義」
を実行しました。
寝る前に今日の出来事を棚卸して
「よかった事」
を最低ひとつ見つけて「◎」をつける
というシンプルな習慣でした。
創業間もない頃は
お客様もなかったので「仕込み」だけだったので
その「仕込み」にも「◎」をつけていました。
当時、故船井先生は「波動」という言葉を使って
よい習慣を身につけるようにおっしゃっていました。
私は「◎」をつけることで「達成感」を引き起こして
脳内ホルモンの分泌を促して熟睡し、
明くる日に「元気」な波動を出せるようにしました。
「よい習慣」のひとつとして「楽しそうに」という事も
大切な要素でした。
創業時、お客様がない状態でしたが、
毎月、「AMIブレティン」を1枚作成して
サラリーマン時代の友人に郵送していました。
この習慣が思わぬ効果を発揮したのです。
それは、友人から「PL法セミナー」を手伝わないかと誘われ、
その参加者フォローで名刺交換した方々にも郵送した中から
「あなたに頼みたいことがある」
という電話がかかって来る「運命」的なことが起こったのです。
当時の原稿を紛失しているので内容を覚えていないですが、
マーケティングの書物を読んで、積極的な内容を書いていた
と思います。
そして、たまたま船井総研の研修で学んだ家具卸業の事例と近い
建設機械の製造卸業のお客様で全国展開されていましたが、
最大の難点が「情報」の伝達に時間がかかる
という共通の悩みでした。
「情報を制する者は市場を制する」
と言われた頃だったので、
当時、企業なら100%普及のFaxを活用するマーケティング
を提案したのです。
家具の場合は「共同ちらし」でしたが、
このお客様は「とくとく情報」と「いちおし情報」の2種
をFax一斉送信で末端まで送ることにしたのです。
「とくとく情報」では「ポンピングチューブで3+1セール」
「いちおし情報」では進化する工法に対応する商品紹介
を行ないました。
末端まで一斉送信しているので
「ポンピングチューブで3+1セール」
が大ヒットして「後工程引き」スタイルを完成させたのです。
末端から地域販売店へ注文が来て、それが自社に来る
という流れです。
このレスポンス率は100%を超え、
他社製ポンプのお客様からも引き合いが来る
という「ちらし」ならではの成果を生み出しました。
この「後工程引き」方式は手芸製造卸様でも
「除電リング」というレジ回り商品を載せたところ
末端の手芸店が反応して物凄い流れになり、
当初、200万個のロットが僅か3カ月で完売した
という大ヒットになりました。
この頃は「ちらし」をつくるという事が「楽しかった」のです。
しかし、このような製造卸様ばかりではなく、
いわゆるルート販売のお客様が多くなったのです。
ルート販売では納品を中心にお客様と接しているので
「情報」の伝達が属人的になっていたのです。
「属人的」ということは「2:6:2の法則」が働いて、
よい関係のお客様が2割しかいないという事につながるのです。
つまり、「情報」がキーマンに届きにくい営業スタイルで
しかも「納品」があるので時間の制約もあるのです。
営業はお客様との会話なのですが、
Faxでキーマンに届くようにすることが改善策なのです。
まず、Faxで「ちらし」をキーマン宛てに送り、
イノベータ層(2.5%)からレスポンスがあり
アーリーアダプター層(13.5%)は関心を持ったが動かないので
「ちらし」をコピーして現場で「感想」を訊き
そして、反応があったお客様へのクロージング法をロープレする
という「3段活用」を商品化したのです。
しかし、残念なことに、ルート販売のお客様では、
全国卸と違ってターゲット数が少ないので、
100件ほどでは2.5%のレスポンスがないことがあるのです。
改善策としては「弱者の法則」で個別ゲリラ戦を展開して
「3段活用」を実践することが「肝」なのです。
しかし、これも当初は「やる気」が働くので成果が出るのですが、
すぐに「効果逓減の法則」が働いて
ルート営業の方々が「ちらし」をコピーして手渡すということも
マンネリ化して、「鏡の法則」でお客様も興味が薄れる
という悪循環になり、
最悪の場合、「もう効果がない」と言い始めるのです。
Faxの他にもメールやHPによるマーケティングも試みましたが
原理は一緒ですが時流からズレて来た感が濃くなって来ました。
幸い、お蔭様で昨年、創業30年で事業承継して相談役になり
直接、お客様に関わることがなくなり
気楽になった分、このようなエッセーを書いて
「よい波動」を発信する習慣を続けたいと思っています。
そして、レスポンスを頂いて「幸福感」を味わって
元気な生活を維持したいと願っています。
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