2026.04.12
エッセイ
健康寿命
私は昭和24年生まれなので満76才、
従って、後期高齢者に分類されています。
気持ち的にはいつまでも若い心算でいますが、
3年前、73才の時に大動脈瘤の手術をした頃から
いろんな変化に気がつくようになりました。
例えば、便が固くなり始め、便秘気味になるなど
ホンマ、「寄る年波」を実感するようになりました。
大動脈瘤の手術は
大動脈を人工血管に替えるもので1日半の大手術、
集中ICUに3日、普通のICUで3日の点滴生活のあと、
1週間、一般病棟で過ごして退院という大変なものでした。
例えば、退院した日は10月の末日だったので、
お客様の月末会議にオンラインで参加する心算でいました。
しかし、息子がクルマで迎えに来てくれましたが、
降りたらふらつくので、すぐに普通の生活に戻れない現実を知り、
何とかオンラインで参加しました。
結局、直後は杖を頼りに歩くほどでした。
そして、身体の変調として
「湿疹、眩暈、便秘」
に気付いたのでした。
「湿疹」は、まず、手指に痒みが出て、その後、足に出ましたが、
皮膚科の診察では「加齢」とのことで塗り薬を頂いており、
少しは症状が軽くなりましたが、今も残っています。
「眩暈」はふとした瞬間に起こるので怖いのですが、
少し立ち止まっていると回復する状況なので、
すぐに不安感がなくなり、
半年ほどで体力が回復して治まっています。
しかし、なかなか厄介なのが「便秘」です。
症状的には土日に自転車で遠出しているので、
その疲れが月曜日に出て下痢や軟便になり、
その後、回復して固くなり排便が困難になる
という両極端な状況を繰り返していました。
今年の正月から軟便が続いたので、
まず、市販薬の「ザ・ガード」を服用して改善を図り、
この事をかかりつけ医に話すとマグネシウムのない
「ラグノスNF経口ゼリー」
を処方してくれて、
これが効いて毎日排便が出るようになりました。
さらに4時間ほど熟睡できるようなって
お蔭様で夜中に目を覚ます回数が1回になりました。
ようやく、手術前に近い感覚になって来ましたが、
そこで気になるのが「健康寿命」という言葉です。
一応、自分では健康だと思っていますが、調べると
「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」
という問に対して「ない」という回答を「健康」とするようです。
如何にも感覚的な定義ですが、自分に当てはめてみると
血圧は軽い降圧剤を服用して、腎性貧血で造血剤を服用している上に
胃腸の働きが衰えて胃と腸でそれぞれ服用している状況で微妙ですが、
お蔭様で日常生活は自立できているので「健康」の部類と思っています。
QOL(生活の質)を
「健康」=「運動」x「食事」x「社会」
の公式に当てはめると、
まず、「運動」は、お蔭様で自宅と事務所が直線で500mと近いので
土日を含めて毎日2往復するようにして、
さらに、食材などの買い出しで自転車を使っているので
歩く速度は同年代では早い方だと思っています。
「食事」は毎朝、自宅でパンを頂き、薬を飲んで、
それから、喫茶店でモーニングを頂きながら新聞を読み、
ご近所の方々と談笑した後、事務所に行き
11時に帰宅して自炊し、長い目の昼休みをとって2時に出社、
それから4時半に帰宅して自炊する
というサイクリックな生活です。
従って、「社会」の面では
「食事」を兼ねて喫茶店で地域社会の方々と交流して、
さらに、当番ですが自宅マンションの理事長になり諸問題にチャレンジし
仕事でも古いお客様とのオンライン会議
という具合に接点を持っている状況です。
「居場所」も「出場所」もあり、
お蔭様で元気に過ごしていますが、
例えば、亡き妻がいたとすれば、
気の向いた時にドライブなどを楽しめたが、
先立たれたのでドライブも旅行も行けない状態が
少し残念なところです。
また、老化で一番恐ろしいのは「認知機能」ですが、
お蔭様で喫茶店や会社で人との会話があり、
また、SNSを利用して
独り言川柳を詠み、メルマガやエッセイなどを発信など、
好きなことで時間をムダにしていないのが
「ボケ防止」になっていると思っています。
アンチエイジングを
「健康」=「運動」x「食事」x「社会」
と公式化していますが、
何よりも「運動」が大切なので、
「品質は工程で作り込め」
という改善の教えの通り
自宅と事務所の2往復を基本にした
「サイクリック」な生活スタイルで
日常活動で「健康」を維持したいと考えて実践しています。
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