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2026.04.06

エッセイ

「獅子身中の虫」

「獅子身中の虫」

 世の中に「人罪・人在・人材・人財」という表現があります。

誰しも自分が可愛いので気付かないが、
マクロに見ると4パターンに分かれると言われています。

例えば、「人罪」というタイプは
仕事が出来る能力を持ちながら、会社批判するタイプや
仕事が出来る能力を持ちながら成果を挙げられないタイプ
などが考えられます。

 成果を挙げられないタイプは
まだ、やる気があるので環境が変われば実力を発揮するが、
会社批判するタイプは
「獅子身中の虫」
のような存在になります。

「獅子身中の虫」は
組織の内部にいながら害をもたらす者や、恩を仇で返す者
と定義されています。

 船井総研の宮内先生(当時)は
「党内野党」
と言っていましたが、
「獅子身中の虫」と同じような意味合いで
自分の不満を会社批判にすり替えて他者を巻き込む
という「害」をまき散らす怖ろしい存在です。

確かに、人間社会も統計的に「2:6:2」の分布になり、
前向きな人が2割いるが、
同時に後ろ向きな人が2割いる
という事なので
「党内野党」や「獅子身中の虫」
と分類する人も2割存在するのです。

 皆、味方のような顔しているが内心は分からないのです。

つまり、腹の中に留まっている内は自身だけの問題で済むが、
口に出して他者を巻き込もうとすると
「害」となって影響するのです。

「害」となれば、話し合いも出来ますが
腹にしまっていると対応できないのです。

コンサル的に言えば、
業績が伴っていれば「人在」や「人材」と言えますが、
業績が不振だとコスト割れなので「人罪」
という事になります。

 対策としては、
業績を向上させる方策を打ち、結果で判定
という事になります。

つまり、「働かざる者、食うべからず」(ノーワーク、ノーペイ)なのですが、
自分の働きで稼がれないケースでも
厚顔無恥で仲間を作ろうとします。

私の場合、サラリーマン時代に
社長とはうまく展開したが、娘さんとうまく行かなかったので、
「閑職」に左遷された際に家庭的な事情もあって
「社長はクルマの道、私はシステムの道を歩みたい」
という主旨の辞表を出して「閑職」を避けた経験があります。

結構、高給を頂いていたのですが、家内が教師だったので
「私が元気なうちに」
と退職を後押ししてくれたのです。

でも、縁の濃いシステム関連会社にNo.2で落下傘転職しましたが、
子会社の独特な雰囲気があり、
役員と課長に挟まれて身動き取れない状況になったのです。

1年後、営業に転じて「行動の自由」を得て、
前職のお客様中心にオフコン5台、システム開発2件を受注して
自分の給与を稼ぎ、
その余裕を持って、
・日本LCAのDIPSを会社に導入して効率化を図り
・自費で船井総研の客員経営コンサルタント養成学校に通った
のです。

自分が描く世界を切り拓こうとしたのですが、
IBM関連から下請けで来る仕事に慣れた方たちだったので
「栩野さんの客をつくるだけや」
という声が出て「外様」を実感して、
開発案件の完了を持って「独立」しました。

この時も家内が「元気なうちに」と言ってくれました。

それから31年、
去年、事業承継を済ませ「相談役」になりました。

お蔭で気楽になり、
今はHTMLメールとHPの費用月2万3千円で、
メルマガやブログ、エッセイ、独り言川柳などを
ボケ防止の薬として楽しみ
「獅子身中の虫」とならないように、
自宅と事務所の2往復を徒歩で運動不足を補ない
本業では口を挟まないようにしながら、
「自分の世界」
を作って「百歳現役」を目指しています。

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