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2026.03.17

栩野正喜の勁草塾

3つの’不’

若い人で「3つの’不’」を持たない人は成長の糧がないので「人在」と言えます。

 

私のいう「3つの’不’」は「不足・不便・不満」ですが、

不足・・あれがないと出来ないという欠乏感

不便・・こうした方がよいという改善

不満・・自分がやりたいのにできない

というものです。

 

若い時は、世の中の進化に敏感であるのが普通と思います。

 

例えば、iPhoneの新機種が発売されると性能差を求めて行列をなすニュースがあります。

 

私の時代では自動車がそうでした。

 

4年毎にモデルチェンジして、スタイルやエンジンが良くなり、

発表会や試乗会には多くの人が集まりました。

 

「モータリゼーションと共に」と言われましたが、

そこそこ性能が伸び悩むと発表会や試乗会に人が集まらなくなったのです。

 

つまり、ある程度「充足」すると興味が薄れるのです。

 

つまり、社会的に充足観が漂うとちょっとした変化では興味が湧かず、

若い人は自動車を保有するという事がステータスには感じていましのです。

 

不足・不便を感じなくなると不満が薄れるのです。

 

この「不満」の欠如が大きな課題です。

 

給料もそこそこ、仕事もそこそこという事に慣れてしまうと

「不足」も「不便」も感じなくなり、

組織のムードがマンネリ化することに「不満」を言わなくなるのです。

 

昔、私がIBMでボヤいていたら、担当の灰本課長が

「とっちゃんのボヤキは積極前向きなボヤキや」

と褒めてくれました。

 

この言葉が「愛語」となって、

私の人生が変わって行ったのです。

 

つまり、「愛語回天」となったと感謝しています。

 

皆さんも「不足・不便・不満」を今一度チェックされては如何でしょうか?

 

その中からきっと良いヒントを発掘できると思います。

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