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2026.02.20

今週のコラム

「鄙の論理」の視点

右掲は、890号(‘24年2月3日)のコラム記事 
「鄙の論理」と「到達系」 
の中で紹介した書籍で

平成5年(‘93年)に細川連立政権が出来た時に話題になった「鄙の論理」(’91年)、細川護熙氏と岩國哲人氏の共著です。

 

本の帯評にもあるように新首相への期待が高まり、

プロンプターを使った会見やペンで発言者を指すなどで新風感があったが、8党の連立という地盤のもろさで何も出来なかったという印象を残したまま細川氏は政治から退いたのです。

なぜ、「鄙の論理」を再度、取り上げたかと言えば、

戦後80年経過して、政治のみならず産業界も新しい風が吹き始めている

という状況に対して企業がどのようにして取り組むかを提案したいからです。

 

「鄙」は辞書によると「都市部から離れた地」が先ず出て来ますが、

これを「中心から離れた」と読み返すと「新しい風」の吹かせ方が浮かんで来ます。

 

NHKの「プロジェクトX」でも多くは企業の中心にいた方ではなく、

倉庫の片隅に追われたような方が画期的な商品を生み出していることが多いです。

 

「だからドラマ」と言えばそれまでですが、

「鄙」つまり「閑職」に追い込まれた方が「ピンチはチャンス」と逆転の発想して

自分たちの技術を新製品開発に注ぎ込んでいる姿は感動します。

 

「着眼大局、着手小局」と言いますが、

一挙にやろうとして失敗するので「出来る事」からコツコツと積み上げて行く

というスタイルがポイントです。

 

つまり、最初に「躓く」と次へ進む人は少なくなるのです。

 

従って、「躓かない」ように「簡単」な事から着手して「イケる」感覚を得る

「3回安定10回固定の原則」(到達系)

を実践するのです。

 

上記のコラム「栩野正喜の勁草塾」では、

今、世の中が構造変革を起こしている危機に対して立ち上がる人材が必要

と思い、ヒントになればと書いています。

 

「疾風」は厳しい風、「勁草」は凛と立つ芯の強い草という事ですが、

企業では中心部にいる人は今を守ることに目が行きますが、

周辺にいる人の中には「突破口」を知っている人がいるのです。

 

企業としては「ダメ元」で「突破口」を切り拓かせることで

意外な人財発掘になり得ます。

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